「n’frame Sofa Ⅰ」
写真はイタヤカエデの「n’frame Sofa Ⅰ(エヌフレームソファ1」。カバーはカレイド・オリーブです。
シートと背もたれを外して見ると、座面の下はスノコになっています。
全部取ってしまうとこんな感じに。
スノコも北海道産イタヤカエデの無垢材で作っています。板を入れている上下の袋は帆布で。全て職人の手作りです。
スノコを固定する突起部分も木のパーツ。
金筋のような個性の強い表情の木材は、なるべく隠れる場所や目立たない場所に。
貴重な北海道産の無垢材を生かして使うためです。
シートは洗濯や交換ができるようファスナー付きのカバーになっています。
カバーを開けると更に中カバーが。シートの中身はラテックス(天然ゴム)、パーム、綿が詰められています。
そして、オットマンも。
裏返してみると、シートを共布の紐で固定してあります。
このシートももちろんカバーを外せます。
取ってみると、ソファと同じようなスノコに。
ソファを選ぶ際にはぜひ、こんな隠れた部分も参考にしてみて下さい。
n’frame Sofa Ⅰ
エヌフレーム ソファ 1
無垢材の質感を生かしつつ、軽く細くシンプルなデザインを追求したシリーズ、”n’frame(エヌフレーム)”。
2007年に生まれたこのソファは、なるべく木材の消費を最小限に留めるよう考えられた、スッキリとしたデザインです。
背後から見ても美しく、置き場所を選びません。置クッションと、底板をスノコにすることで、通気性が良くメンテナンスしやすい構造に。素材の木材そのものがスプリングの役目を担って体をやさしく受け止めてくれます。
発売当時は「n’frame Sofa Ⅱ」と「Sofa Ⅲ」もありましたが、現存しているのはこの「Sofa Ⅰ」のみ。
そのため今でも名前にⅠ(1)が付いています。
サイズは、一人掛けのSサイズ、
三人掛けのLサイズとがあります。